ストーリー
第1話帝国が来たけど試合どころじゃねえ!!

雷門中学校の敷地を揺らす、厳ついバス。
練習試合をすべく、帝国学園サッカー部の強者たちが降りてきた。
……だが、様子がおかしい。
帝国学園のカリスマ的存在である鬼道有人が、露骨に取り乱している。脚ではなくて、髪で歩くほどに。
第2話
源田の咆哮!思い出はメロディアス!

雷門中学校には、鬼道の生き別れの妹である春奈が在学しているという。
鬼道の大親友であり、幼馴染であり、幼少期を共に過ごした佐久間は、マンモス校の中から春奈を誘き寄せるべく、禁断の作戦を決行する。
歌え、源田。
弾け、成神。
第3話
豪炎寺の危機!帝国の本気!!

妹と無事に再会できた鬼道は調子を取り戻す。
無事に帝国と雷門の練習試合が始まったものの、戦力の差は圧倒的。帝国は次々と雷門ゴールにシュート(とか、光線など)を叩き込む。
とりわけ目立つのは、鬼道に付き従う“ブラザーズ”、佐久間と辺見であった。
第4話
陽炎より響き渡る声!!

帝国の攻撃は容赦なく続く。学園で留守番の控えメンバーたちは、学園長の影山から送られる試合中継を、当たり前の日常のように眺めていた。
そんな中、帝国の薄暗い廊下を進む少年の影。
何やら小難しいことを言いながら、向かうは屋内グラウンド。
そして目覚める、10の“切れ端(テロメア)”。
……一方の雷門中では、豪炎寺がボールを持ったまま試合から逃走していた。
第5話
進め佐久間!イルミネイトと意思統一!!

1年前の、ある放課後。佐久間と辺見の“ブラザーズ”は鬼道を見送ると、定例会議に移る。
強くなるため。鬼道に追いつくため。……だが、その日の佐久間の意識は“キレーなもの”へと引っ張られる。
通りがかりの源田と咲山を連れて、4人はイルミネーションの瞬く日比谷へ。
しかし、平穏を切り裂く不良の怒号。勃発する戦い。鬼道への忠義が試されるとき、佐久間と辺見の魂は誰も知らない輝きを放つ。
第6話
諦めない心より大切なもの!?

試合から逃走した豪炎寺を探す帝国&雷門サッカー部。帝国メンバーは自身の超次元技を用いて豪炎寺の気配を感じ取るも、エビフライの妨害を受けて捜索は中断される。
豪炎寺を見つけたのは円堂と鬼道。豪炎寺は2人だけに、サッカーで実力を発揮できなくなった理由を明かす。それは妹の交通事故に起因していた。
第7話
早すぎたセカンドライフ 遅すぎたマイコンピュータ

豪炎寺の捜索中、佐久間に異変が起こる。氷のエナジーの暴走が、佐久間の魂を蝕んでいく。
雷門に転校予定の吹雪兄弟は、凍りついた転校先を見て呆然。そして静かに、自分たちが氷のエナジーを宿す理由を思い起こすのであった。
エイリア星人のレーゼは、終始困っていた。
エイリア星人のグリンゴは、終始キャプテンを馬鹿にしていた。
第8話
春の校舎破壊祭り!今年は赤のペンギン!!

無尽蔵に冷気を放出する佐久間を、誰も止めることができない。眼帯の上からでもわかる、右目の異常なエナジーの輝き。
源田は1年前の出来事を思い出す。佐久間の眼帯に隠された右目を、咲山の前髪に隠された左目を目の当たりにした、あの夜のことだ。
暴走の原因が分からぬまま、影山が駆けつける。あの歳で全力疾走は、キツイ。
第9話
ふるさとが地図アプリで表示されない不具合

佐久間は赤いペンギン型のオーラを形成し、自我さえ失い暴れ出す。中学サッカー界最強の帝国メンバーでさえ、佐久間の攻撃を防ぎ切ることができない。
崩れ去った雷門中学校。
絶え間なく繰り出される冷凍光線。
途方に暮れて泣くレーゼ。
だが、グリンゴのツッコミで思い出す。暴走を止められるサッカーボールを、自分が持っている……。
第10話
あの日仰いだ永遠の夏

心電図モニターのアラーム音は、まるで弔鐘であった。自らの業火に焼かれた遠い記憶が、目の前の佐久間と重なる。
それでも、何かが違う。
それでも、助けなければならない。
佐久間を灰色の地獄から救い出すべく、咲山は拳を構える。暴力も、このときばかりは対話の手段であった。ええ子は真似したらおえんぞ。
第11話
トング・フォー・ユー

一人で佐久間の暴走に立ち向かおうとする咲山を、源田が止めた(トングで)。
口を開けば衝突を繰り返していたふたりは、互いの“真っ直ぐさ”を羨んでいたと知る。トングを分かち、並び立つとき、魂がリンクする。
控えメンバーも駆けつけて、意思統一を誓った仲間たちは暴走に抗うべくエナジーをつなぎ、源田と咲山に託す。
皆が皆を助けたいと強く想い合う瞬間……相容れないなど、ありえない。
第12話
私と仕事と世界と、結局どれが大事なの!?

佐久間を覆っていたオーラを穿ち、豪炎寺・円堂・鬼道の超次元技が佐久間に命中。レーゼがドンピシャでリモコンのボタンを操作し、サッカーボールのエナジー抑制効果が発動。 佐久間の暴走は収まった。
しかし、疑問は尽きない。なぜ佐久間は暴走したのか?なぜ暴走後も消耗していないのか?
答えを知る“青い影”が、危機感を募らせていた。
第13話(ボイルアウトの章-第1話)
みっともないぞ、影山!!

帝国学園と世宇子中学校の練習試合。世宇子スタジアムは超満員の熱気に包まれている。
前半、帝国は攻め切ることができなかった。世宇子のキャプテンであるアフロディは“神の力”を行使し、帝国の無敗神話を終わらせると誓う。人間ごときに神の力は破れない。
……しかし、そこに人間でない者がいたとしたら。
